平野レミのレミパンのお手入れ・使い方
 せっかくのレミパン、間違った使い方で痛めてしまわないようにしましょう。
そのためには、レミパンの箱の裏書きを読みましょう!
特に注意して頂きたい点は以下です。
1.空炊きしない
レミパンは、熱が早く伝わるので、レミパンの中が空っぽだと、すぐに高温にあがってしまいます。
フッ素樹脂コートを保つためにも空炊きはしないで下さい。
2.なべの中に料理を保存しない
シチューやカレーだと、ついつい一晩そのままお鍋で保存してしまいます。
でも、レミパンは例え一晩でも、保存しないで下さい。
レミパンは調理に使うフライパンとしてお考え下さい。
保存容器としては作られておりません。
衛生面 を考えても、残ったお料理はタッパーなどに移して下さい。
レミパンの塗膜には目では確認出来ませんが、細かな穴があり調理物を保存すると調理物の汁がその穴に入り込み、樹脂塗膜を押し上げ「水泡」のような状態になります。
この状態のまま使用を続ると、塗膜の盛り上がった部分は破れ、鍋の地が剥き出しになります。
こうした、細かな傷や穴は、高温での空焚きや、固いヘラなどでつきやすいのでご注意ください。
3.堅いツールを使用しない
フライパンの焦げ付きなどが落ちなくて、イライラしてつい堅いものでこすったなんて経験ありませんか?レミパンは堅いものを使用しないで下さい。
調理物が焦げついてしまった場合は、熱湯にしばらく浸し、焦げつきを柔らかくしてから食器用洗剤でこすり、洗い落 としてください。
硬質な箸や、ターナーは避けて下さい。
塗装膜を傷付け、剥がれの原因になります。
長い間快適にお使いいただくためにも、樹脂製、または木製の調理道具を御使用下さい。
平野レミのプレミアムレミパンは、IHクッキングヒーターに使えます
平野レミのレミパンの内面は、高密度3層ふっ素樹脂コーティングで食品がこびりつきにくく、炒めるときは、油が少なくて済みますので健康的。
内面は3層にも及ぶコーティングによってキズがつきにくくなっています。
さらに底面は3層金属溶射なので熱伝導が良く、調理時間が少なくて済みます。
この3層金属溶射とという技術によってよって、ガス火はもちろん、電熱(シーズヒーター)や、IHクッキングヒーターにも対応できるのです。
レミパンの底は、よく見るとぐるぐるとした溝がついています。
実は、これがすごいのです。
底面をドーナツ型の特殊構造にすることによって、熱が均等に伝わり、焼きムラや底面の変形を防ぎます。
レミパンの本体の主な材質はアルミニウム。
アルミは熱伝導がとってもいい素材です。
ところが、アルミのままじゃIHに使えないのです!
そこで、このアルミに、IHに使えるように、鉄を溶かしてくっつけたのが、溶射という技術。
溶かしてくっつけるというと、言葉では簡単だけど、何工程もかけて行う特殊な技術なのです。
鉄をつける前に、銅をつけます。銅も熱伝導がすごくいい金属です。
高級な鍋は、銅でできていますし、フランスのシェフが使っていますよね。
それから、再び鉄をくっつけ、その後にまた、アルミ。
これは、鉄は熱伝導がいい反面錆びやすい素材。だから、アルミでサビ防止の意味もあります。
最後に、レミパンの色がぬってあります。
耐熱セラミックの塗装になっていますが、オレンジだけは、シリコンポリエステルの塗装になります。
上の図にレミパンの本体がアルミダイキャストとあります。
実は、これが、平野レミさんのこだわり。
普通の安いフライパンはアルミが薄くて嫌だったそうです。
昔愛用していたレミさんの鍋は、、ヨーロッパの鍋で厚くてとてもよかったのだそうです。
それと同じようなものを平野レミさんはどうしても作りたかったのです。
普通のはプレスっていう方法で板を押して作るので、コストが非常に安くすみます。
でも、レミパンは、型に入れてアルミを成形する方法で、とっても手間と、コストがかかるのです。
鍋の形にする型が高いのです。
笑っていいともに平野レミさんがでたとき、「ベンツ一台分もお金がかかったのよ〜」って言ったらみんなびっくりしてたけど、ホントなのですよ。。
厚くて重いレミパンには、こんな秘密があったのです。
でもこれで、お料理がさめにくくておいしくできるのです。


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どっちの色がいいかな?
IHクッキングヒーターだとお鍋の外側が汚れにくいから、好きな色を選べます。でも、鍋の外側に煮汁がついたまま、高温で使ったりすると、汚れが焼きついてとれなくなるから注意。
お手入れ苦手だな〜っていう人は、ブラウンの方がいいですね。汚れが目立ちにくいから。
それから、ガス火で使う人も、ブラウンの方がいいかも。ガス火だとどうしてもガスの汚れが鍋底につきやすいのです。
どっちを選んでも、ちゃんと内面はいつもきれいにして使ってくださいね。 |
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